塗装工事の足場の適正価格はいくらなのか
[最終更新日]2017/07/19Contents
外壁塗装は足場の単価に業者の性格が表れる!
↑屋根塗装をする前の写真。このタイプの屋根は高圧洗浄だけでなく、サビも綺麗に落としてから作業をします!
こんにちは!前岡です(^^)
今日は塗装工事の見積もりについて書いていこうと思います。
手前味噌ですが、すでに塗装工事の見積もりを業者からもらった…という方にとっては、今日の記事の内容はその業者の良し悪しを判断できる貴重な材料になると思います!
必ずお役に立てるときが来ると思いますので、「いつかは外壁塗装を…」と考えている場合は、ぜひ頭の片隅に置いておいて下さいね。
外壁塗装に足場は必須だからこそ…
外壁塗装にしろ屋根塗装にしろ、100%必要になるのが「足場」です。まずないとは思いますが、もし足場をセットしないで塗装工事を行うと、れっきとした法律違反となります。
お客さまからすると、この足場というのは見積もりに必ず入っているので「塗装工事をするうえで必要だもんな…」程度でサラッと流してしまう項目かもしれません。
でも、実はこの足場こそが、業者の良し悪しを判断できる重要な項目になるんです!
「え〜…ほんと!?嘘じゃろ??」と思ったあなた!「いや、別にそんなんどーでもいいから早く本題に入ってよ」と冷たくあしらっているそこのあなた!
どっちが本当のあなたかはさておき(笑)、次の項目はしっかりと読んでおいたほうが、外壁塗装工事を行ったあとに後悔しなくなりますよ(^^)
岡山や倉敷の足場の適正単価はいくらなの?
外壁塗装の足場は、組み立ての良し悪しで塗装工事の出来が変わることはそうありません。ですから工事を頼むお客さまにとっては、その単価は安ければ安いほど嬉しいものになります。
逆に言えば、塗装業者にとっては足場の単価を高くすれば、人工代(にんくだい)以外に経費がかからないので儲けが多くなります。
そこを利用して足場代の単価を高めに設定する業者も多いので、足場の適正単価を知っておくことはあなたが塗装業者の良し悪しを判断できる大きな要素となるのです。
外壁塗装の足場の相場は1,000円が多い
私が付き合いのある業者から聞いたり、お客さまから他の塗装業者さまの見積もりに見せてもらったところでは、岡山県内の外壁塗装や屋根塗装における足場の相場は1,000円が平均だと言えます。
高いところでは1,200円を超えるところもありましたが、おおむね1,000円前後であれば「相場通りの会社」と言えるでしょう。
安い会社さんだと800円というところもあり、このくらいだと良心的な価格だと感じますね。ちなみに、この800円の価格帯の業者はやっぱりと言いますか、個人事業者が多いです。このあたりの事情は外壁塗装業界の知られたくない裏事情で説明させてもらいましたね(^^)
気をつけよう!足場に関する業者の引掛けトーク
塗装工事の足場は安いに越したことはないのですが、屋根塗装や外壁塗装の業者(特に訪問販売業者)には、「足場トーク」というものが存在するので注意が必要です。
典型的な例としては「近所で塗装の工事をさせてもらっています◯◯塗装です!家も近いので、もし今外壁塗装をさせてもらえるなら、足場代の◯万円を割引させてもらいます!!」というものがあります。
断言しますが、この手のトークは100%嘘です^^;
いくら近くで工事をしていても、足場を作るのは1からの作業となるので手間がかかります。一般的には個人事業者でも単価が500円を切ると原価割れをおこしますから、「足場代がタダ」なんてことは絶対に実現不可能なのです。
前岡が「これは安い!」と感じた屋根塗装の足場代金
岡山や倉敷の会社では、足場の単価が1,000円くらいが相場だということは先に述べました。もちろんこれは「全ての業者の平均」であり、一般的に価格が安くなりがちな個人事業者であれば、この価格はもっと安くなる傾向にあります。
ちなみに、前岡が「これは良心的だな〜」と感じた足場の見積もりのコピーがあります!コレです。
ちょっと小さくて見にくいのが申し訳ないのですが、この見積もりの足場の単価はなんと550円!個人事業者の見積もりとはいえ、かなり良心的な価格です。
全体を見ると屋根塗装の単価が少し割高だと感じた部分はありましたが、それを差し引いても良心的な価格だと思います(^^)
見積もりがでたら「足場の単価」に注目しよう!
以上、今日は外壁塗装や屋根塗装をする際に必ず必要となる「足場」の単価について、岡山市や倉敷市の相場を私の体験談をもとに説明させてもらいました。
残念なことではありますが、塗装業者にはまだまだ「ボッタクリ」とも言うべき価格を平気でお客さまに提示するところも存在しています。
塗装工事において、足場の単価はそんな業者の性格が顔をのぞかせやすい項目とも言えます。ぜひ、あなたが気になる業者から見積もりをもらったら、良し悪しを判断する材料として「足場の単価」をチェックするようにしてください。
それでは、また次回!
P.S
個人事業者であるM.KPaintの足場の単価はいくらなのか…?
気になると思いますが、その答えは、またの機会にとっておきましょう(笑)